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第19期(2020年度)

毎週日曜日に活動が行われています。
(新型コロナウイルス感染症拡大防止のため例年とは異なる活動日程となっています)
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12月6日 第19期 卒塾証書授与②

2020-12-11
カテゴリ:入塾式・卒塾式,男子ステージ,女子ステージ
卒塾証書授与を行いました。
顧問、柳川先生からの言葉
「種まきから収穫までの喜びを忘れないで思い出してください。ここで学んだことや体験したことは、今後の生活に生かしてください。 」
塾頭の言葉
「みんなに『挑戦』という言葉をおくります。できる・できないより、挑戦したかということのほうが大切です。塾で活動したみなさんなら、できるはず。みんながこれから大人になっていくときにも、それはとても大切です。その気持ちを忘れずにいてください。」
卒塾証書授与
「雨にも負けず、風にも負けず、疲れにも暑さ寒さにも負けない強い意思を持ち、自然を慈しみ、作物を育み、友と仲良く協力し、この西丹沢の 寄の地、市村自然塾で生活した体験は、これからのあなたの成長にとって必ずや大きな糧となることと確信します。
この度の卒塾にあたり、修了証を交付し、ここに修了したことを証します。」

19期自然塾の活動を修了した証として、修了証を授与しました。
塾生の言葉
「塾に入って、とても良かったです。はじめて入ったときは、よくわからなかったですが、周りの人が優しく教えてくれたおかげで、楽しく活動できました。短い間でしたが、いろんな体験をし、良い経験ができました。」
「農作業をしているときに、いろんなことを教わったのが良かったです。クワをはじめて使った時は、上手くできませんでしたが、6回目になると上手くできるようになって嬉しかったです。」
「3つの心と2つの力を学びました。最初僕は、相手を思いやる心があまりできなかったけど、できるようになったと思います。卒塾しても、3つの心と2つの力とお世話になった人のことは忘れません。」
「はじめて農作業をして、はじめてのことが多かったけど、いろんな人が優しく教えてくれて、いろんなことが上手くできるようになりました。」
「休まず全回参加することと、おいしい野菜を作ることを頑張ろうとしましたが、3回休んでしまいました。だけど美味しい野菜を作ることはできたので、良かったです。」
「分からないことがあったら、スタッフさんやみんなが教えてくれて、とても良い勉強になりました。他にもみんなと空いた時間におしゃべりしたり、遊んだりして、短い時間だったけど、楽しい時間になりました。」
「自分で畑を耕して野菜を作る楽しさや、自分たちで使ったものは自分たちで片付ける大切さを学べることができました。活動したことは、とても大切な思い出にもなり、勉強にもなりました。短い期間でしたが、とっても楽しかったです。」
「昔から農業のことに興味を持っていて、少ない期間だったけど、優しいスタッフさんに教えてもらったり、友達と農作業できてとても感謝しています。この気持ちを忘れず、また植物や生き物たちにも感謝をして、学んだ農業作業のことも忘れずこれから生かしていきたいと思います。」
「農作業することをすごく楽しみにしていて、この間の収穫祭で、自分たちで種をまいて育てた野菜が、大きくなってくれて、とても嬉しかったです。少ない回数でしか、みんなに会えなかったけど、一緒に農作業したり、おしゃべりしたりすることがとても楽しかったです。」
「最初は分からないことばかりだったけど、スタッフさんや柳川先生が優しく分かりやすく教えてくれて、メンバーたちと楽しく農作業をすることができました。短い間でしたが、お世話になりました。」」
塾生へおくる言葉
「みんなが塾で活動することは、3か月間しかなかったので、みんなに何ができるのだろう?とスタッフはたくさん考えました。やりたかったこと、本当はたくさんありました。けれど、みんなの発表を聞いていると、印象に残っていることや楽しかったことがあったように思えて嬉しかったです。みんなの力が身に付いたとすれば、はじめて会ったチームのメンバーといろんな体験したこや活動中に感じたことだと思います。みんなの体験したことが何か学びになっていたら、嬉しいです。」
記念撮影
男子5名、女子5名、計10名が卒塾しました。おめでとう!
最後のあいさつ。「市村自然塾、ありがとうございました!」
はじめの頃はバラバラだった塾へのあいさつも、今日はバッチリそろっていました。
「また会おうな!」「アイスプラント、大事に育てるね!」思い思いの言葉を交わします。
「またねー!」塾生たちは最後まで元気いっぱいで、帰って行きました。
編集後記
19期生のみなさん、卒塾おめでとうございます!
今年はいろんなことが制限された活動でしたが、それでも塾に参加したい!と希望してくれたみなさんには、本当に感謝しています。塾は、塾生とその家族がいて、はじめて成り立つのだと、ひしひしと感じた年になりました。
短い時間でしたが、少しでも何かみなさんの中で収穫があればこれほど嬉しいことはありません。

これからは、卒塾生として、塾と関わってくれたら嬉しいです。
それでは、また会う日まで!

Y.U

12月6日 第19期 卒塾証書授与①

2020-12-11
カテゴリ:入塾式・卒塾式,男子ステージ,女子ステージ
朝の集い
いよいよ最終回。前日の冷たい雨から一転、みんなの卒塾を祝うかのように、青空が広がりました。

塾頭からは、「畑に元に戻して返してもらう。来年の塾生が使うのでていねいに作業をしてください。スケジュールは短いですが、チームで協力して行ってください。」と話しがありました。

塾生からの意気込みでは、「最後なので、畑をもとに戻すのを頑張りたい!」
「感謝の気持ちを持って、きれいにしたい。」
「最後なので、みんなと楽しくお話がしたい。」
と話してくれました。
チーム農園作業・畑の返還式
3か月間、お世話になったチーム農園。
次の20期生に、気持ち良く使ってもらうために、植わっていた作物を全てとり、畑を平らにしました。
まずは、今回どんな作業をするのかを確認します。
スタッフからの話を真剣にきいていますね。
前回お休みだったので、プチ発表会を開きました。
ネットをどんどん外していきます。
「ここをおさえるから、この根本を切ってね。」やり方が分かる塾生が、率先して収穫の方法を教えてくれました。
ダンパーポールも全てとります。
雑草も忘れずに。
小さな雑草取りは手間がかかりますね。
「小さいなぁ。」雑草取りは集中力と根気が必要です。
「大きいよ!」立派なブロッコリーが収穫できました。
だんだんと残渣(ざんさ)や雑草がなくなり、きれいになってきました。
「ダイコン!とったぞー!」真っすぐなのは、種をまくとき、きちんと耕した証拠です。やったね!
アイスプラントをポットに移します。やり方を柳川先生から教わりました。
「土をまわりに入れて…」ていねいに扱います。
残渣(ざんさ)や雑草を取り切ったら、次は畝(うね)をくずします。
中腰の体制も、入塾当初はすぐに「つかれた!」という声があがっていましたが、今は慣れた様子で疲れを見せませんでした。
クワで畝(うね)を崩した後は、レーキを使って畑を平らにします。
あっという間に平らになりました。
使った道具も片付けます。ネットはブラシでこすって…腰の入り方が良いですね!
このネット洗い、なかなか大変!洗い終わった後は、「はぁー…」と力が抜けていました。
「チーム農園、ありがとうございました!」今までの感謝の気持ちを込めて、最後あいさつをしました。
みんなの思い出がつまったチーム農園。がらんとして、少しさびしいですが、最後まで目一杯、ここで活動することができました。
共同場所清掃
男女混合で、共同場所清掃をしました。
畳(たた)みでの掃除機のかけ方も、バッチリ覚えましたね!
廊下も雑巾でふいて、ピカピカになりました。

9月6日 第19期 入塾式②

2020-09-11
カテゴリ:入塾式・卒塾式,男子ステージ,女子ステージ
クワの練習
午後は、初めての農作業。
今日はクワの練習をしました。
柳川先生にクワの使い方を教えてもらい、畑を耕すところからスタート。
恐る恐るクワをふるっている塾生もいれば、一人で畑の半分を耕してしまう塾生もいました。

次は、畝立ての練習をしました。
初めはクワから土を落とすのがなかなか難しい様子でした。「えっ?どうやるの?」と聞いている塾生もいましたが、しばらくすると何てことないようにクワを扱っていました。飲み込みの早い塾生が多いですね。

作業が終了し、使った道具を洗浄しました。
クワを持つのも初めてですが、道具の洗浄も初めてです。それぞれの道具に洗い方や気を付けることがあるので、これから少しずつに覚えていきましょう。


クワの練習
畝立て練習
農具の洗浄
チーム農園について話し合おう
農作業の次は、チーム農園について話し合いました。
事前に、自分達が育てる野菜について調べてきてくれたので、まずは情報の共有から。
どうしてその野菜を育てたいのか伝え合いました。


これからは、自分が育てたい野菜からチームが育てていく野菜になります。
チーム農園は一人ではできないので、みんなで協力してチーム農園をやっていくにはどうしたらよいのかを考えてもらいました。


次回から、いよいよチーム農園が本格的に始まります。今回考えてくれたことを意識しながら、みんなで協力してチーム農園を作り上げていきましょう!


帰りの集い
今日の感想を全員に述べてもらいました。
「友達ができた」「クワは初めて使ったけど楽しかった」「緊張していたけれど、だんだん慣れてきて、チームの仲間と仲良くなれた」など、みんなが活動を楽しんでくれたことわかりました。

来週からは男女別での活動となりますが、チームの仲間と一緒にいろいろな経験をして、楽しい思い出をたくさん作ってください。


編集後記
ようやく塾生と会えました!半年待った塾活動だったので、塾生に会えてとても嬉しかったです。また来週も元気な姿のみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。
今後、活動を進めるにあたり、いろいろなことに気を付けなければいけませんが、塾生が安全に楽しく過ごせるよう努めてまいります。そのためには、保護者のみなさまの協力が不可欠です。毎日の健康管理だけではなく、塾舎で過ごす際のルールを順守していただき、塾生のみならず、ご参加・送迎をしてくださる保護者のみなさまの安全管理にも配慮致します。今後とも、ご理解、ご協力をよろしくお願い致します。
M.T

9月6日 第19期 入塾式①

2020-09-11
カテゴリ:入塾式・卒塾式,男子ステージ,女子ステージ
入塾式
今日は、待ちに待った入塾式!
今年は、男子5名、女子5名の計10名の塾生が参加することになりました。
コロナの影響で、できないことがたくさんあると思います。でも、その分、できることを全力でやって、思い出深い19期にしていきましょう!

初めに、来賓の方からお言葉をいただきました。

柳川先生
「スタッフがこれからいろいろなことを皆さんに教えていくけれど、実際に取り組むのは塾生です。自分達のことは自分達でやっていきましょう。」



鈴木代表理事
「市村自然塾は、リコーの創始者である市村清の『三愛精神』に基づいて作られました。『三愛精神』とは、①自分だけではなく、周りの人のことを考える ②活動や勉強を一生懸命にやっていく ③地域や支えてくれている人に感謝する ことです。短い時間ですが、生きる力を大地から学んでください。また、今日であった仲間とも積極的にかかわって、友達を作ってください。今日からいよいよ活動が始まります。周りの人を認め、自分達を支えてくれている人に感謝して、最後まで活動に取り組んでください。」



続いて、塾生一人ひとりに抱負を述べてもらいました。
初めて出会う人の前で抱負を言うのは、かなり緊張したと思いますが、みんなしっかり自分の思いを伝えてくれました。
塾生の抱負を一部紹介します。
「自分の手でさぎょうして、農業の楽しさを学びたい」
「みんなで協力して、おいしい野菜を食べたい」
「始めて野菜を育てるので、どんな形になるのか楽しみ」
みんなのわくわく、どきどきした気持ちがとてもよく伝わってきました。



最後に、塾頭から挨拶がありました。
「入塾おめでとうございます。スタッフ一同、今日という日が来ることを楽しみにしていました。これから、思いっきり楽しんでください。
塾生になったみなさんに3つ、お話をします。
一つ目は、「3つの心と2つの力」を身に付けてもらいたいということです。自然を慈しむ心、相手を思いやる心、社会の基本的なルールを守る心、自分のことは自分でやる力、安全(危険)を知る力です。常に頭に入れながら行動しましょう。
二つ目は、自主・自律・自立の心構えを持ってもらいたいということです。これから仲間と一緒に活動することが多くなると思います。仲間と協力することはとても大切ですが、人任せにしてはいけません。自分のことは最後まで自分でやるようにしましょう。
三つ目は、何かやるときは考えながら行動してほしいということです。毎回、塾頭が、みんなに考えてほしいことを活動の初めに伝えます。今日は、「チーム」と言うことを考えて行動してください。」

柳川先生の言葉
式典中の塾生の様子
鈴木代表理事の言葉
塾生の抱負
オリエンテーション
式典が終了し、次にオリエンテーションを行いました。
塾活動を始めるにあたっての注意事項を学びました。コロナ対策や熱中症対策、塾舎内の過ごし方など、少し話が長くなりましたが、みんな真剣に聞いてくれました。

続いて塾舎内を見学しました。
塾舎内の危険箇所や、注意点、農作業道具の置き場所や釜飯炊きの様子など、これから過ごす塾舎のことを学びました。


塾での約束ごとを説明
話を真剣に聞く塾生の様子
長靴棚の使い方を説明
塾舎内案内
地下倉庫の説明
釜飯小屋の説明
釜飯炊きの様子
アイスブレイク
午前中の最後は、アイスブレイク!
後だしジャンケンやジェスチャーゲーム、バースデーラインなどの簡単なゲームをしました。大きい声を出したりはしなかったけれど、楽しそうな顔がちらほら見え始めました。緊張がほぐれてきたかな?

最後に自己紹介。自分の呼ばれたい名前をそれぞれ言ってくれました。塾活動中は、互いのことを呼ばれたい名前で呼ぶようにしましょう。
後だしジャンケン
バースデーライン~話さずに誕生日順に並ぼう~
自己紹介
昼食
本日の昼食は、

・夏野菜カレー
・スープ
・かりんとう
・栗とカボチャとサツマイモのデザート

塾で摂れた野菜は、
ナス、ピーマン、パプリカ、伏見唐辛子、シシトウ、カボチャ、ジャガイモ、タマネギ、オクラ、トウモロコシ、ゴーヤ、サツマイモ、栗、赤唐辛子、トマト、ミニトマト、キュウリ、自然塾産小麦粉

です。

みんなから「盛り付けがかわいい」「ゴーヤが苦いけれど、これは食べられる」「野菜の味が濃くて、いつも食べているものと違う」「おいしい」などの感想をいただきました。
塾では、自分用に盛られた料理は残さず食べることを基本にしています。好き嫌いや量を食べられない人もいると思いますが、少しずつ食べる量を増やして、徐々に食べられるようになりましょう。


本日の昼食
昼食の様子

2020年度 入塾式

2020-03-03
カテゴリ:入塾式・卒塾式
新型コロナウイルスの影響により、入塾式は中止とさせていただきました。19期の塾生、そして保護者の方みなさんを迎えることができず、とても残念です。しかしその分、活動で会えるのを楽しみにしています。元気な姿を見せてください!
ささやかながらスタッフで、入塾の祝い写真を撮りました。
19期の皆さん、入塾おめでとうございます。
これから自然の中で、他の塾生と一緒にたくさんのことを経験します。皆さんがこの塾で実りのある活動ができるよう、スタッフはサポートをしていきますので、どうぞこれから、よろしくお願いします!
塾頭からの祝辞
塾頭からの入塾の祝辞です。

「第19期の塾生並びに保護者の皆様、入塾おめでとうございます。塾生になる皆さんは、いよいよこの自然塾に通うという事に対して期待と共に多少の不安を抱いているのではないかと思います。でも不安は忘れてくれて大丈夫です。塾に来ればすぐに他の塾生と友達になれますし、周りの環境にも慣れると思います。今年は入塾式の実施を見送るなど、変則的な日程での活動にはなりますが、第一回の登塾を楽しみにしていてください。
この市村自然塾で塾生の皆さんは自然に囲まれた環境の中で、主には農作業に取り組みます。自分たちで育てた野菜を食べたり、ホタルの観察や川遊び、ハイキング等々、自然に触れ合う機会がたくさんあります。そういった色々な活動・協働(共同)生活を通して皆さんに是非身に付けて欲しいことがあります。
それは【3つの心と2つの力】です。まず【3つの心】は、◆自然を慈しむ心◆相手を思いやる心◆社会の一員として、社会の基本的なルールを守る心。次に【2つの力】は、◆自分のことは自分でやる力◆安全(危険)を知る力、です。これらを身に付けてもらいたい理由は、それらが今後の皆さんの成長の土台になって、何事にも一生懸命に心を込めて丁寧に取り組む人になる事が出来る、またそういう人になって欲しいからです。
塾生の皆さんに自然塾からひとつお願いがあります。この市村自然塾では、皆さんが普段通っている学校や学習塾や、あるいはクラブ活動などとは少し違う活動、協働(共同)生活をして行きます。毎回のステージでは『考えながら活動して欲しいテーマ』をお話ししますので、皆さんひとりひとりが、是非そのテーマを意識しながらステージ活動に取組んでください。自然塾の関係者一同、共に学ぶ事を楽しみにしています。」
塾周辺の様子
ここ最近の塾の畑や周辺の様子をお伝えします。
これはコムギです。18期の塾生が11月に種をまきました。冬の間、じっと寒さをこらえていましたが、ここにきて一気に背丈が高くなりました。 みなさんには6月頃に収穫をしてもらいますよ。
18期の保護者の方が植えてくれ、スタッフが冬の間お世話をしたタマネギの様子です。まだ小さいですが、玉のかたちになってきました。
コマツナの葉です。みなさんが来て、はじめての食卓におそらく、並ぶことでしょう。楽しみにしていてください~。
これはソラマメです。アブラムシがたくさん付いていたので、キラキラとしたテープをはりました。さて、効果はいかに…?!
イチゴの花が咲いていました。 実が付くのは、5月頃。ハウス栽培とは違って、畑のイチゴは少し遅い収穫となります。
チーム農園の裏には、梅林があります。今年も白い、見事な花を咲かせてくれました。 今の季節は、春を喜ぶかのように、かわいいお花がたくさん咲いてきていますね。みなさんも塾に来て、ぜひ見つけてみてください。
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