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第23期(2024年度)

6月22日~23日 男子第8ステージ

2024-06-29
カテゴリ:男子ステージ
関東地方も梅雨入りとなり、天気が心配されましたが土曜日は晴れ、ジャガイモの収穫、チーム農園作業を行いました。
日曜日は雨が降り出しましたが屋内でコムギの脱穀・風選、ジャガイモの計量を行いました。


共同農園作業 ~ジャガイモの収穫~
枯れているジャガイモの地上部を取り除きます。
丁寧に土を掘っていくとジャガイモが!
「見て!」とっても大きいジャガイモが掘れたようです!
掘り上げたジャガイモは大きさごとにトレーに分けます。
掘り上げたジャガイモと記念撮影!丁寧に作業出来ました!
「重い!」協力して掘り上げたジャガイモを畑からトラックへと運びました。
塾舎に戻り堀り上げたジャガイモの重さを測ります。
掘り上げたイモはメークイン、キタアカリ、ダンシャク、シャドークイーン、レッドムーン合わせて124キロでした!
「おいしい!」収穫したその日の夕食に味見!品種ごとに味の違いがあったね!
チーム農園作業
畑の観察を行います。作物に必要な作業は何かな?
カボチャが大きく成長しました。葉をよけて肥料を与えます。
夏に向けて雑草が多くなってきました。チームで協力して除草を行います。
「トマト大きくなった!」誘引作業を行います。
ナスにも誘引作業を行います。
チーム農園で育てていたジャガイモも無事に収穫出来ました!
こちらのチームはズッキーニを収穫出来ました!
塾活動~ナイトハイク~
日没直前に出発!目的地はホタルの生息地です。
段々と辺りが暗くなってきました。川の近くで瞑想を行い、昼との違いを五感で感じます。
ホタルの生息地へ到着!「すごい!」目の前までホタルがやってきていました。
帰り道、民家近くの用水路でもホタルを見る事が出来ました!
ホタルを初めて見る塾生もたくさんいました。ホタルを見られる貴重な環境を守っていきましょう。
共同農園作業 ~コムギの脱穀・風選~
挨拶をして開始!塾頭さんが脱穀について説明してくれます。
機械の大きな音に驚きながらコムギの束を次々と脱穀していきます。
脱穀機で取り切れなかった穂は手作業で回収します。
フタを開けるとコムギの粒ともみ殻が!この後の風選作業で分けていきます。
風選作業は農業指導の先生に教わります。
レバーを回すと風が発生!軽いもみ殻と重いコムギに分けられます。
風選した後のコムギの中に異物がないかチェック!
キレイに掃除を行い終了です。
塾頭の話
今回のステージもたくさんの活動をしましたね。ジャガイモは植え付けてから3か月で収穫する事が出来ました。品種ごとの形や大きさの違いは分かりましたか。味も品種ごとに違いました。自分が植えて世話をした野菜を収穫して食べるのは嬉しいですよね。それとコムギの脱穀・風選を行いました。脱穀機や唐箕(とうみ)は昔の人の知恵が詰まった道具です。みんなが使っているクワやカマも使いやすいように工夫されているなと感じます。ナイトハイクではホタルを見られて良かったですね。ホタルはおだやかな流れ、自然の護岸でないと子孫を残せません。幻想的なホタルが住める環境を守っていきましょう。塾生企画の話し合いも行いましたね。やりたい事を実現するためにはたくさんアイデアを出さなくてはなりません。お互い納得という状態まで意見を交換して1つの意見にまとめる工夫をしてください。

今ステージで体験から学んで欲しい事
1、昔の人の農作業や道具の知恵(脱穀・風選)
2、自分が1から育てた野菜を収穫する喜び
3、いつまでもホタルが住める環境を守る事
4、チームで1つの考えにまとめる工夫

自由時間など
百人一首を重ねてタワーを作りました!遊び方は違うけど、すごい!
朝食前の時間はクワ研ぎを行いました。
スタッフとハイタッチしています!
帰宅前の共同場所清掃で階段を端から端までキレイにみがいていました!素晴らしい!
食事
【土曜昼食】
・夏野菜の和風おろしパスタ ・ロールキャベツサラダ ・きな粉餅
塾→ナス、ピーマン、ミニトマト、キュウリ、ズッキーニ、大根、ニンジン、キャベツ、レタス、大豆(きな粉)
【土曜夕食】
・野菜炊き込みご飯 ・野菜スープ ・夏野菜の揚げ浸し ・蒸かし芋(新じゃが5種類)
塾→新じゃが、タマネギ、ニンジン、ズッキーニ
柳川先生→ナス、ピーマン、伏見唐辛子
【日曜朝食】
・釜炊きご飯 ・味噌汁 ・冷奴 ・インゲンのベーコン巻き焼き ・ニンジンの油揚げ巻き煮 ・ジャガイモとタマネギのオーブン焼き
塾→新じゃが、タマネギ、ニンジン、大根、キュウリ、青じそ、おかひじき、セージ、味噌
【日曜昼食】
・コロッケポテサラ焼きそばパン ・梅ミルク
塾→新じゃが、タマネギ、ニンジン、キュウリ、キャベツ、梅シロップ
編集後記
気温が上がり、夏本番がそこまで来ているのを感じます。
子どもたちが市村自然塾関東の塾生となり、初めて行った共同農園作業がジャガイモの植え付けでした。観察や世話を続け、大きく成長したジャガイモの収穫は喜びもひとしおだったと思います。
コムギの脱穀・風選では初めて使う農機具に戸惑いながらも「1粒も残さず」を意識して作業に取り組んでいました。
この先更に気温が上がり作業をするのに大変な季節になりますが、体調に気を付けて一緒に頑張っていきましょう。
K.N
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